田中産業株式会社さまへ企業訪問に行ってきました!!

田中産業株式会社さまへ企業訪問に行ってきました!!

2024.8.12

2024.9.10

こんにちは!

暑い日が続きますね🥵

さて、皆さんは 100円食堂 行きましたか?
前期の朝の時間、学食で100円メニュー食べることができたキャンペーンでした。

この100円食堂、ただご飯を食べられるキャンペーンではありませんでした。
なんと、埼玉県内の企業が埼大生のために企業の説明会を開催してくれていたのです!
我々、埼大住民はお越しいただいた企業の一つである、 田中産業株式会社 様に今回、お話しをいただき、なんと、オフィスに訪問させていただくことができました!!

今回の埼大新聞は、その訪問、社員の方々へのインタビューの様子をお送りします!!

田中産業株式会社とは

田中産業株式会社は、日本創発グループの印刷会社です。
60年以上の歴史がある会社で、現在は、オフィスをさいたま市の中央区(埼大に近い!)に構えています。

業務内容としては

・大型印刷(店頭タペストリー、駅貼りポスターなど)
・厚紙印刷(CDジャケット、トレーディングカードなど)
・特殊紙印刷
・シルクスクリーン印刷
・加工
をされています。

・・・上二つはわかりやすいですが、ほかは文章だとわかりづらいかもしれません(笑)

例えば、100円食堂の際には、田中産業さまが作ったクリアファイル等の製品が展示されていました。
みなさんの知っている企業(某たこ焼きチェーン店、ハッピーセットのお店など)のノベルティ製品や、
キャラクター(鬼を倒す少年、海賊王になりたい青年など)製品など

がたくさんありました。

ほかにも
・テーマパークのお菓子缶
・点字付きの絵本
・化粧品パッケージ
など、田中産業が印刷するものは皆さんのイメージ以上に数多く存在します。
後述しますが、オフィスには田中産業が手がけられた製品がたくさんあり、一度は皆さんが目にする機会があったのでは、と思う製品が並んでいました。

オフィス内の様子について

今回、我々がインタビューを申し込んだところ、快く社内の設備まで見学させていただくことができました!!
ですが、田中産業様が取引先されている企業は星の数ほどあります。
(見学したものの中には公式発表がされていない広告、製品もいっぱいありました!!)
写真の使用許可を取ることが難しかったので、簡単に概要をご説明します!

なおこの見学時に、田中産業の現社長である 宮澤 勝良 さまとお話をさせていただきました。
今回の訪問についても、非常に好意的に受け止めてくださり、埼玉大学生全体にも期待の目を向けてくださいました。

宮澤さまをはじめ、今回お話をした社員の皆さま全員が
「今回に限らず、埼玉大学の皆さんには是非企業見学に来てほしい!」
と仰っていただきました。

なので、実際に機械がどう動いているかは皆さんの目で確かめてもらいたいです!

ここでは、埼大住民がオフィスツアーを経て感じた

”田中産業のここがすごい!”を3つ紹介します!

ポイント①建物が大きい!

これ、実際に建物を見た人は思うはずです。

「これって本当に3階建てか・・・?」

というのも、田中産業は扱う機械の都合上、1フロアの大きさが一般的な建物より大きくなっています(3階建てで、一般的な建物の5階くらい)
それだけでなく、田中産業は上尾に1つ工場があるのを除き、
すべての機能を1つの区画に集結させています

みなさんも、与野イオンの近くにいったら見てみてください。
ここで私たちの知っている商品が生まれていると考えたら、ワクワクしませんか??

ポイント②機械が激レア、自社開発のモノが多い!

田中産業では、最大11色を使った印刷が可能です。
これにより、紙を入れると絵柄が変わる特殊なクリアファイルを印刷できたり、一部に光沢をつけたりすることが可能です。これは国内でも数社しかない激レアな機械だそうです!!

また、加工工程には独自の機械があり、(例えば、クリアファイルを自動で袋入れできる機械など)
機械があり、これらはなんと田中産業様が独自に開発して運用されているそうです!(個人的に一番驚いたことでした・・・)

これにより、高い技術力を保有しながらも価格帯自体を抑えて、寡占業界である印刷業界の中でも地位を築いてきました。

ポイント③社員へのやさしさであふれている!!

見学の最後には、社内の食堂にて、昼食をいただきました。
埼大住民からは、2名が参加しましたが、2人とも同じ冷やし塩ラーメンをたべました(笑)


・工場勤務の方とオフィス勤務の方で、混雑しないよう少し時間が分けられている
とのことでした。

加えて、工場勤務の方のために大盛無料だったり
メニュー表にも社員一押しメニューがあったりと、社内を明るくするような工夫がされていました。

また、めずらしいポイントとして、田中産業にはオフィスに保育所が併設されています。
これは、社員さん・パートの方はもちろん、地元の方も、お子さんを預けることが可能な施設で、専門の保育士さんが常駐しているそうです。

社員の方、そして地域住民に対してもやさしい会社であると言えますね!!

インタビュー

今回、田中産業の社員の方2名にご協力いただきました。
お二人とも、埼玉大学のOBで、今回のインタビューも非常に好意的に引き受けていただきました。

総務部 採用担当 山口 和希 さま

山口さまは、中途で田中産業に入社し、営業職を経て現在は採用担当としてご活躍されています。今回の記事作成を実施するきっかけを頂いたのも山口さまで、温かく真摯にインタビューに答えていただきました。

総務部 採用担当 嶋田 ゆり さま

嶋田さまは新卒で田中産業に入社されました。訪問時は私たちの目線に立って気さくに話しかけてくださり、社長の宮澤さまとお話する機会を頂いたりと活動的に接していただいた非常に朗らかな方でした。

Q,今回、なぜ100円食堂プロジェクトに参加したのか
 また、なぜ企業訪問を引き受けていただいたのか

A,埼玉大学生は田中産業にとって、とても魅力的!!

 田中産業様は、埼玉大学内で開催されている企業イベントに参加経験があり、今回のイベントにも参加したそうです。
 田中産業は、立地も埼大に非常に近く、地元志向の学生も多い埼大生は企業の風土にもマッチしているとのことで、より多くの埼大生に知ってもらう機会になればと、今回のインタビューを引き受けていただいたとのことです。

Q,どんな会社ですか?

A,印刷技術をもったものつくりの会社

 学生に田中産業を紹介する際、社員の皆さまが伝える言葉だそうです。
 確かに、身の回りに自分が関わったものが身の回りにあるとモチベーションになりますよね!!

Q 社内はどういった雰囲気ですか?

A, 誰とでも分け隔てなく、背伸びしすぎない雰囲気

 我々も、見学時にこの雰囲気をたくさん感じ取りました!

 社内の大きな会議を、部署の垣根を超えて定期的に開催していることもあり(スケジュール表を拝見した感じ、頻度は多いと感じました!)積極的に他部署へ交流にいける雰囲気だそうです。

 後者に関しては、決してネガティブな意味合いではありません。前社長の田中様は会社を成長させるため、当時の最新機器を海外から積極的に取り寄せていました。

 現在は、ペーパーレスの時代が進む中でも、堅実に業績を向上させ続けています。
 新しい領域に進出するための機材等の準備も進んでいるとのことで、現状維持を貫くのではなく、時代に合わせた方針を適宜取っていくのが田中産業の特色だと感じました。

Q,働き甲斐をどんな所で感じますか?

A,自分の関わった商品を日常で見かけたとき!

 自分が携わった商品があると、自分の仕事に誇りをもって周りに話せる とおっしゃっていました。  また「モノがかたちになる、出来上がっていく様子が面白い」といったように勤務中に働き甲斐を感じる瞬間もあるとのことでした。

Q,入社前とのギャップはありましたか?

A, 山口さま 想像以上にフランクな現場

 工場という言葉で先行するイメージよりも、明るくコミュニケーションを取りやすい現場だったそうです。中途で入った山口さまも、知らないことがあってもそれを楽しむことができる現場だと仰っていました。

  嶋田さま ギャップは入社前に解消できた

 田中産業はインターンシップ等のイベントも豊富で、新卒入社の嶋田さまはそれらに参加していたこともあり、大きくギャップを感じることはなかったそうです。
 インターンシップで感じるイメージと入社後に感じるイメージが違う場合もあるので、非常にオープンな会社だと感じました。

Q,入社後はどんな業務をするのですか?

A,新卒研修を2ヶ月ほど→製造現場で勤務→個人ごとのキャリア形成へ

 最初の2ヶ月で研修として部署を回っていくことが、新卒社員がやることだそうです。
 そして、現場勤務で印刷業界・生産工程などを知ったのちに、製造(印刷や加工など)・営業・生産管理などに分かれていくとのことです。

最後に、今回、インタビューに応じていただいたお二人から、埼大生へのお言葉をいただきました!

 山口 和希 さま

 自分もそうだったように、埼玉大学生は少しだけ内向的で閉鎖的な雰囲気を感じます。

 しかし、田中産業のように、埼大生を欲している企業は社会に数多くあります

 今の埼大生には、もっと自信をもって、大小、内外問わず頑張ってほしいです!

 嶋田 ゆり さま

 大学生の時間はとても貴重です。

 バイトやサークルも大切ですが、もっと活動的に動いてみてください!

 みなさんには可能性が秘められています。

 食わず嫌いしないで、積極的にいろいろなことにチャレンジしてみてください!

最後に

筆者も、訪問するまで印刷業界についての知識はほとんどなかったのですが、

実際に見学に行ってみて、小学生の頃の社会科見学とはまた違った衝撃がありました。

何より、県内(しかも埼大の近く!)にこれほど社会全体に発信力のある企業があること、埼大OBが活躍していることに、一埼大生として誇らしく思えました。

お二人がおっしゃるするように、自分に自信を持つことができる、そんな経験をさせていただきました。

みなさんも、田中産業 そして数ある埼玉県の企業に、一度興味を持ってみてはいかがでしょうか!!

田中産業は現在、2026年卒学生を対象に

【ものづくり体験 第1弾】「クリアファイル」の作成を疑似体験!

(工場見学付)

を実施しています。開催日程は、以下の通りになります。
〇9/27(金)13:30~16:30
〇10/09(金)13:30~16:30
〇10/25(金)13:30~16:30
〇11/05(金)13:30~16:30

(100円食堂時のものです。今後、スケジュールは変更される場合があります。
詳細は マイナビ2026より ご確認ください。

田中産業(株)のインターンシップ&仕事体験 | マイナビ2026 (mynavi.jp)

興味のある方は、ぜひ申し込んでみてください!!

今後も、埼大生にとってためになる情報を発信していきますので、よろしくお願いします!

埼大住民へようこそ