
学生に聞く! 私のゼミの魅力 経済学部 加藤ゼミ編
2025.7.26
2025.7.25
入りたいゼミが決まったら何をする?
ゼミの紹介に入る前に、自分が入りたいゼミが決まった人が行うことについていくつかご紹介したと思います!
多くのゼミでは、志望理由書の提出が求められています。自分がなぜこのゼミに入りたいのかは、事前に文章にできるようにしておきましょう。字数はゼミによって異なり、字数制限なしのゼミもあれば、400字、800字、A4用紙1枚など様々なので、確認しておきましょう。また、志望理由書の中で自己PRや自分の経験を記述することを求めるゼミもあるので、サークル、ボランティアなどの活動から自分がどんな人であるか、あるいはどんな人になりたいかを考えてみるのもいいかもしれません。
また、いくつかのゼミでは、面接が行われることがあります。苦手な人はまず志望理由書の内容を整理して話せるようにしておくことが大事です。これまでの活動もそうですが、講師陣は自分の将来像について聞くことが多いです。具体的に話すことができれば理想ですが、難しい人はまずゼミでやりたいことから考え、そこから派生させてみることをおすすめします。この将来像は志望理由書でも求められることもあるのでゼミを決めるタイミングで同時に考えてみましょう。
それでは、ゼミの紹介に移りたいと思います!今回は経営組織論の講義を行う加藤敬太教授が担当する通称加藤ゼミです。
加藤ゼミはどんなゼミ?
加藤ゼミの主な活動内容は企業研究を通してのプレゼン、発表がおもな活動になっています。各学生がそれぞれ行っている研究についてを発表しそれに質問、討論を行っていく形で活動しています。発表の仕方は、POWER POINTのスライドを使ったプレゼンスタイルで行っており、当番が決めず、発表したい人がする自由な形式で進行しているそうです。企業の種類は幅広く、例としてはドンキホーテなどの大規模な小売企業から、老舗酒造など製造個人事業にいたるまで様々な企業を取り扱っています。また企業だけでなく学説や経営論に関する疑問提起なども行っており、議論を深めているそうです。議論の後は加藤先生からの講評をもらい、新たな研究にすすめていくそうです。
また、ゼミに参加する学年は2,3,4年の合同で行っており2年生は先輩たちの発表、研究報告を聞くことができるため、自分がどんな研究をしたいのか、またどのように発表を行っていくのかをゼミを通じて発見することができるという話がありました。
ゼミを飛び越えた取り組み
加藤ゼミの大きな特徴は、研究内容を卒業論文のテーマへ発展させる取り組みを行っている点が挙げられます。卒業論文はゼミの講師による指導のもと行うことがほとんどですが、卒業論文にとりかかるタイミングはゼミによって異なり、ゼミ活動の中ではほとんど取り扱わないところも少なくありません。加藤ゼミでは、4年生の研究発表をゼミ活動の時間で聴講し、質問や議論など行っていく活動を行っているため、かなり早い段階から、卒業論文について意識を持つことができます。
さらに、企業研究を深めることができれば、ゼミ内だけでなく他大学や企業との共同研究といった大学を超えた取り組みを行うことができます。こうした経験を、経済学部生の段階で行うことはなかなかありません。研究や発表を学内だけでなく、多くの場面で経験したい人にとって、こうした取り組みは非常に魅力的です。
また、夏休み期間中に、いくつかの企業を訪問するフィールドワークも行っています。見学先は酒造や陶器など、日本の伝統的な産業についての訪問が多く、県境をこえて全国の様々な企業へ訪問しているそうです。
加藤ゼミに入るには?
最後に加藤ゼミの学生たちがどのように入ったのかについて紹介していきます。
もちろん大学側へ送るゼミ志望フォームへの提出は必須ですが、先生に提出する書類に600字ほどの志望理由書を書いたという話を聞くことができました。いままでの自身の経験よりも、今後自分がどのような研究をしていきたいか、そこからどのような将来を描いているかについて書くことができると良いそうです。また、志望理由書以外にも面接が控えているため、上記にもある通り自分が志望理由書で書いた内容は、面接の際にもはっきりと説明できるようにしておきましょう。事前準備を入念に対策を行宇故尾賀できればライバルと比べ余裕をもって専攻に臨むことができます。
まとめ
今回は企業研究を主に行っている加藤ゼミについてゼミ生から取材した情報をもとにまとめてみました。加藤ゼミは企業研究を通してゼミの活動を様々な取り組みへ結びつけていることが大きな特徴であると個人的に感じました!このゼミみたいな活動ををしてみたいと思った学生は下記のシラバスでさらに詳しく調べていただければと思います。前回のディスカッションから今回の研究発表などゼミの取り組みは教授によって多岐にわたるため、まだまだ詳しく知らないゼミもあると思うので、また紹介できればと思います!