
S.T.A.R.プロジェクト募集中
2025.7.17
2025.7.17

なんとあの経産省の地方版未踏的プロジェクトが埼玉にもやってきました。その名もS.T.A.R.プロジェクト!
IT技術を駆使して新たな価値を生み出す埼玉の若者に、経験豊富なアドバイザーと70万円の実証資金が与えられます。乗るしかない、このビッグチャンスに!
ちなみにこれを書いている中の人は類似のやつの経験ありなので、すごくおすすめできます。主催が公的機関なので安心ですし、歴史ある支援事業の流れを汲んでいるので埼玉では一年目ですがしっかりした支援が得られるでしょう。応募したい人に向けて、採択されるためにすべきことは記事の最後に書きました。
S.T.A.R.プロジェクトとは
埼玉県にゆかりのある15~25歳の若者から、県内自治体・企業が抱える課題を解決するためのアイデアを募り、これまでの経験や最新技術を駆使したアイデアを磨き上げ、実証支援までを行うプロジェクトです。
詳しくはこちらの公式サイトから!
https://saitama-pjstar.jp/
応募したいなら…
受付は8月8日まで、あまり時間がない!急げ!
期日までに「応募者概要」と「ビジネスプラン内容(任意書式または動画)」を提出する必要があります。詳しくは公式サイトの募集要項のPDFを見てください。
採択されやすい応募書類にする方法
・プロダクト(プログラム、製品)のデモがあるとよい
募集しているのは革新的な「アイディア」なので必須ではありませんが、最小でいいのでちょっと作ってみたものがあるとかなり説得力が増します。デモがあることによって、「アイディア」が具体的な形までよくイメージできていて、それを作る技術力があることがわかるようになります。
・応募書類は要点を目立たせてわかりやすく
応募書類を見ている人は現役のエンジニアや大学教授、IT企業の経営陣などですから、その人の本業の合間に大量の応募書類を見ることになります。もちろん、全員頑張って見てくださると思いますが、疲れてる中大量の書類を読む人間の気持ちに立って、要点をわかりやすく目立たせて書くと伝わりやすいです。
・応募書類は技術解説ではなくアイディアの「紹介」
IT技術が好きだとそのアイディアを何でどうやって作るかという技術的な解説、説明を書きたくなりがちですが、求められているのはビジネスのアイディアなので、技術的な詳細はそのアイディアが実現可能なことを示す分だけにとどめて、代わりに、そのプロダクトによって「どんないいことがあるのか(既存の課題解決、効率化、価値の創造など)」と「なぜこれを今する必要があるのか」を力説しましょう。
応募書類をどう書けばいいかわからない人は「未踏 応募書類 書き方」「未踏ジュニア 応募書類 書き方」で検索しよう!
例えば、このGithubリポジトリ:https://github.com/kai0310/awesome-mitou
は有志の方が公開してくださったものがまとめられています。ただし、求めらている内容や書類の形式が異なるので注意してください。特にS.T.A.R.プロジェクトでは未踏とは異なりビジネスと地域課題へのフォーカスが強いです。基礎技術の開発みたいなのは今回は通らない可能性が高いです(それがやりたい人は未踏へGO)。
さらに質問等あればTwitterのDMまで!
参考
・経産省Akatukiプロジェクト:https://mitouteki.jp/r6/