宇宙工学サークルあかとき

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2022.2.14

2024.4.3

TBD


活動内容

主にCanSat(カンサット)と呼ばれる模擬人工衛星の開発を行い,毎年いくつかの大会に出場しています.
また,名古屋大学のNAFTとの共同プロジェクト「ANCO-project」を立ち上げ,高度30kmにある成層圏での理学的研究を行っています.

特徴

埼玉大学宇宙工学サークルあかときは2018年5月に設立され,2019年4月に埼玉大学公認サークルとなりました.本サークルでは主に,CanSat(カンサット)と呼ばれる飲料水の缶サイズの小型人工衛星を製作しています.CanSatは実際に宇宙開発で用いられる類似した技術を使用しますが,実際に大気圏を離脱し人工衛星として運用する訳ではない為,模擬人工衛星とも呼ばれています.

CanSatの機体の設計には,コンピュータ支援設計ソフトであるCADを用いて機体の形状,材質,図面等を作成していきます.この際にコンピューター上で強度評価等を行いその機体に予想される負荷がかかった際に耐えられかなどを検証していきます.他には,CanSatには独自に製作した電子回路が搭載され,複数のセンサーで取得したデータをマイクロコンピュータによって処理し,機体制御を行います.完成した機体は毎年,秋田県能代市で実施される「能代宇宙イベント(Noshiro Space Event)」や鹿児島県種子島で実施される「種子島ロケットコンテスト」などの大会に出場し,出場チームとCanSatの性能や独自ミッションの達成に尽力しております.

本サークルでは独自に開発した放射線検出器を用いて,成層圏の放射線の研究も昨今では行っております.成層圏への到達には複数の他団体との技術協力を行っており,このような活動実績が評価され,2021年度に文部科学省より関電工賞・石井浩介賞を受賞し,その後埼玉大学より学生表彰を頂きました.

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